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2013年12月24日 (火)

「あの日の僕らにさよなら」を読んで

相変わらずに恋愛ものを求めてみた。

あの日の僕らにさよなら
平山瑞穂:著(新潮文庫)

正直、最初は霧の中を進む感じで、
どこへ進むのかわからなかった。
だけど、
最後の部分にすべてがつながって、
そこで始めておもしろかったと感じた。


冒頭は、昔の思いでという形で、
淡い青春の物語で始まる。
男性が主人公という先入観からも、
少し戸惑ってしまったんだと思うが、
女性の心境が中心にあった。

3部構成の2部は、
その女性の変貌ぶりを描いていて、
ここが正直挫折しかけた部分かな。
表現が良いのかは別として、
「変な恋愛感」が展開されていた。

最後に、主人公が男性に切り替わって、
いろいろつながっていく。
2部の部分が3部を盛り上げる形になるのだけど、
正直、挫折しかけてしまった。

1部の流れで2部を進めておかないと、
とまってしまいそうに思える。


裏表紙や後書きにもあるけど、
「冥王星パーティ」というのが元々の題名らしい。
後書きを見るまで気づかなかったけど、
その冥王星というのが、
作品の途中でおもしろい味を出してたんだなと、
少し読み返して感じることができた。

純愛物とは思えないけれども、
淡い恋愛感情を思い起こすには、
お勧めの作品ではないのかな。

ちょっといびつな恋模様を求める人もいいのかな。




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